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秋田のイイ「もの」がたり
mono stoty ものストーリー Vol.13

名ブルワーが立ち上げた
注目のクラフトビールブランド

HOPDOG BREWING合同会社

Posted on 2024.05.17

商品ページでは伝えきれないメーカーの思い、こだわりを掘り下げて紹介する「あきたづくし mono story」。
今回は「クラフトビールセット」が好評のHOPDOG BREWING(ホップドッグブルーイング)にフォーカスします。

HOPDOG BREWINGはこんなメーカー

惜しまれつつ営業を終えた秋田県秋田市最後の銭湯「星の湯」を醸造所に改装し、2023年からクラフトビール、ハードサイダー※の生産を開始。醸造所が元銭湯という話題性、マニアも唸る品質で、激戦区と言われるクラフトビール市場において急速に存在感を高めています。
※ハードサイダー/リンゴなどを発酵させてつくるアルコール発泡性果実酒

HOPDOG BREWINGのこだわり

ホップドッグブルーイングでは、どのビールにも必ず「横手産ホップ」を使っています。
国内外にさまざまなホップが存在する中で秋田県横手市の特産にこだわる理由は、産地を守りたいという強い思いがあるから。横手の土地の恵みを感じさせるビールを通し、ホップドッグブルーイングは高齢化や後継者不足で年々縮小傾向にある産地の現状を、少しでも改善していこうとしています。

また単にホップを使うだけでなく、ホップの生産を持続可能なビジネスにしていく活動の輪も広げています。
具体的には若手農家グループと手を組み、新たな品種の生育や、その魅力を最大限に引き出す商品開発に取り組んでいるとのこと。
今後はこうした取り組みを他の作物にも広げ、より秋田色の強い製品をリリースしていく計画もあるようです。

HOPDOG BREWING代表の横顔

ホップドッグブルーイング代表の長谷川信さんは、宮城県出身の44歳。
秋田大学工学資源学部を卒業後、株式会社あくらへ入社し、長年ヘッドブルワー(醸造長)として"あくらビールの味"を支えてきました。
同社で長谷川さんが手がけたビールは、世界最大級のコンテストで金賞を受賞するなど高い評価と知名度を誇っていたので、あくらの醸造長が独立したというニュースは業界やファンを大いに驚かせました。

「独立したのは人口、経済、産業など、あらゆる物事が先細りになっている秋田を自分の得意分野で盛り上げていきたいと思ったから。クラフトビールにはまだまだできることがあると思っていますし、アイデアもあったので、それを成し遂げるため会社員の立場を脱して自由に動ける環境を作ろうと思ったんです。地域のコミュニケーションの場だった銭湯をリノベーションした醸造所から、新たな出会いやコミュニケーションをどんどん創造していきたいですね」(長谷川さん)

名ブルワーが立ち上げたホップドッグブルーイングが、これからどのような製品を生み出し、秋田をどのように盛り上げていくのか、ワクワクしながら見守りたいと思います。

HOPDOG BREWING

HOPDOG BREWING合同会社
住所: 秋田市南通みその町6-27
TEL:018-853-9168
URL:https://hopdogbrewing.jp/