ひと目惚れ続出！
天然素材の魅力を引き出すアクセサリー

秋田市：Glass Jewelry grain 花田和美さん

Posted on　2021.12.14

ものづくりの源は「楽しさ」

「ものづくりって、やっぱり楽しい。これを本業にしていきたいな……」一般の企業で働いていた花田和美さんが自分の心の声に従い、アートの世界に身を投じたのは今から11年前。もともとガラス工芸に夢中でのめり込んでいた美大生だったこともあり、いざ作家として活動を始めると、周囲も驚く熱量でガラス製のピアス、イヤリング、ブレスレット、リングなどを次々に制作。日本最大級のクラフトイベント・クラフトフェアまつもとの出展選考に工房開設2年目で通るなど、めざましい成長を遂げたのでした。

「転身については会社員だった頃から予兆はありました。設計事務所で働いていた頃にはジャンルこそ違うものの、ものづくりの面白さを再確認し、雑誌社で働いていた頃にはすぐに古くなる情報ではなく、カタチとして残るものを創りたいという欲求がふつふつとわき上がり。会社に勤める傍らガラス工芸の講座に通うようになって、アートに専念したいという思いが日に日に募っていったんです」（花田さん）

普段の装いにも。身に付けやすい作品を。

すべての作品に共通するコンセプトは、"肩ひじ張らず、気軽に身につけられる"こと。天然素材の美しさ、そして光に映えるガラスの特性を生かした作品群は、さまざまなファッションとシーンにマッチするデザイン性の高さもあり、噂が人づてに広まるのに時間はかかりませんでした。
現在の主な販路はネット、ギャラリー、ショップのほか、県内はもちろん首都圏でも定期的に開催している個展。折からのコロナ禍により展示会は減少傾向にありますが、方々から「落ち着いたらすぐにやってください」といった声が届いているといいます。

ガラス由来の透明感と、陶器のような光沢感が同居する唯一無二のクラフトジュエリー。Glass Jewelry grain 花田さんの作品に、みなさんもぜひ一度触れてみてください。