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秋田のイイ「もの」がたり
mono stoty ものストーリー vol.22

美味と笑顔の花を咲かせる二人のパティシエ

パティスリーパルテール

Posted on 2026.01.30

商品ページでは伝えきれないメーカーの思い、こだわりを掘り下げて紹介する「あきたづくし mono story」。
今回は、タルトや焼き菓子が好評のパティスリーパルテールにフォーカスします。

パティスリーパルテールはこんなメーカー

平成23年5月、秋田県潟上市で開業すると、たちまち客足の絶えない人気店となったスイーツ好きの楽園。花のまち、潟上にちなんでパルテール(フランス語で花壇という意味)と名付けられたショップの店内には、色鮮やかなタルト、季節の味をちりばめた料理が咲き誇ります。もともとは、潟上市飯田川エリアに大勢の人が訪れる飲食店場を!という要請を受けて開業した同店。見事その要請に応えてみせただけでなく、現在は他のエリアにも活動の場を広げています。

パティスリーパルテールのこだわり

パルテールの看板商品であるタルトをひと言で表すとすれば、フィリングのどの部分も味のクオリティーが高い!もしタルト台だけ、カスタードの部分だけといったものがショーケースに紛れ込んでいたとしても、普通に売れるような気がします。秋田の食材を積極的に取り入れているのも特徴で、タルトにたっぷり入ったフルーツの多くは市内とその周辺地域で作られたもの。秋田の食材というとお米ばかりに目がいきがちですが、他の作物も豊富なことをパルテールのタルトは教えてくれます。

秋田の食材はタルト以外にも使われていて、たとえばランチメニューのナポリタンには県産リンゴ、ハンバーグのソースには小玉醸造の秋田味噌が入っているのだそう。また今年1月にリリースされた焼き菓子セット「プリンセスローズ缶」には、秋田の新種米であるサキホコレと県産フルーツが使われていました。地元愛が強いんです。

専務と常務の横顔

パティシエで取締役専務の齊藤祐亮さんは、大学卒業後に専門学校に入って製菓を学び、きっちり資格を取得した異色の経歴の持ち主。不思議なルートをたどった理由は「大学にも行きたかったし、もともと製菓にも興味があった」という至ってシンプルなもの。パルテールの出店に向けた座組に加わった際には、県外のタルト専門店に修行に出向いて納得のいくまで研鑽を重ねるという、高僧のような精神の持ち主でもあります。今後はネット販売を強化していきたいとのこと、学びに対する意欲が旺盛な齊藤さんなら必ずや同部門を成功に導くでしょう。

パティシエで取締役常務、そして齊藤専務の奥様である齊藤希恵子さんは、高校を出たあと製造業に10年間従事し、思い立って製菓学校に入学。その後県外の菓子店に勤め、巡り巡ってパルテールに着地するという、こちらもなかなか変わった経歴の持ち主です。
「遠回りはしましたが、たとえば製造業に従事した経験はチームでものづくりをする今の仕事で生きていますし、一度県外に出たからこそ地元の良さを再認識することもできて、無駄な時間は少しもなかったと思います。いずれスイーツづくりに携わりながら地元の潟上で暮らすのが自分の理想だったので、今は最高の環境にいるという実感があります」(希恵子さん)

いつだってイノベーションを起こすのは単一のスキルだけでなく、多様な経験とそこから得られる学びを身につけた人々。齊藤夫妻が引っ張るパティスリーパルテールも今後、私たちの想像を超える驚きの展開を見せてくれるに違いありません。

パティスリーパルテール

パティスリーパルテール
住所:秋田県潟上市飯田川飯塚字家ノ越47-3
TEL:018-893-5085