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ものストーリーvol5

"秋田の美味しい海産物を全国へ"
田沼屋の成り立ちと努力

株式会社田沼屋慶吉

Posted on 2021.01.04

実はあまり知られていない?
男鹿市北浦の大船主「田沼慶吉」の歴史

株式会社田沼屋慶吉の紹介を始める前に、田沼慶吉について触れておかなければなりません。田沼慶吉、正確には二代目田沼慶吉は、日本海を北前船が航行していた時代に千石船20隻以上、西洋帆船2隻を所有し、大阪〜北海道間を行き来しながら各地で大規模な交易を行っていた商人。"秋田のうろこいち"の屋号を全国に轟かせる一方で、男鹿半島の先端にある入道埼灯台の建設や地元の水田の利水工事などにも尽力し、郷土に計り知れない功績を残した人物なのです。

そんな偉人の名を社名に掲げるメーカーが誕生したのは2006年。"秋田のうろこいち"ゆかりの秋田県男鹿市北浦で水揚げされた魚を厳選し、加工品を製造する株式会社田沼屋慶吉です。
「当社は秋田の海産物の付加価値を高めていくことを目的とし、数社が共同で立ち上げた会社です。2021年の秋には秋田市御所野エリアに新工場も構え、より良い商品をお客様へお届けするべく、日々、努力を重ねております。」(代表取締役社長 大島千明さん)

大人気商品が生まれる秘密は「世間の声」

同社が商品開発において最も大切にしているのは、世間の声によく耳を傾けること。試作品ができるたびバイヤーやモニターに意見を求め、幾度となく改良を加えて完成形に近づけているそうです。
「たとえばライフスタイルが一昔前から大きく変わり、自宅で家族が揃って食事をする機会が減った、という声から一食毎に個分けにしたり。最近の首都圏の賃貸住宅には魚焼きグリルがついていないところが多いと聞いて、電子レンジで調理できる商品を作ったり。味についても自分たちだけで他県の人に好まれる・好まれないを判断するのではなく、積極的に外からの意見を聞くようにしています」(マネージャー 堀井浩子さん)

そうした地道な努力が着実に実を結び、今では県内のみならず県外からも常に注文が舞い込むようになっている同社。昨今はコロナ禍による巣ごもり需要の高まりもあり、ネットショップでの売り上げは目立って伸びているといいます。
「とはいえ同じことをしているだけでは消費者のみなさんにいずれ飽きられてしまうので、新商品の開発にも意欲的に取り組んでいます。私たちが次に広めようとしているのは、秋田の誇る美味鶏、比内地鶏を使ったもの。この鶏のひと味違う食べ方や、ほとんど知られていないタマゴのおいしさを、全国の人々にお伝えできればと思っています」(大島さん)

秋田初「複合型そうざい製造業の免許」を取得!!

大島さんたちが描く未来ビジョンは、"複合型そうざい製造業の免許※"を生かし、さまざまなジャンルの商品を数多く展開していくこと。秋田の美味を満載した田沼屋慶吉という名の船が、大漁旗を掲げる日はそう遠くないかもしれません。

※HACCPに基づく衛生管理を実施する事業者が取得でき、惣菜、食肉、菓子、水産(魚肉練り製品を除く)、麺類に係る食品を製造することができる免許

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株式会社田沼屋慶吉

秋田県秋田市御所野下堤4丁目3番1号
営業時間 8:00〜17:00
定休日 土日・祝日
TEL 018-838-0586

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